ネットワールド(森田晶一社長)は、5月12日、ノンストップ運用が可能でスケールアウト型の拡張性にすぐれたNetAppの最新ストレージOS「clustered Data ONTAP 8.2」の中小規模システムでのメリットを実証するために、自社ファイルシステムを「NetApp FAS2240」で再構築したと発表した。

「NetApp FAS2240」の導入構成

 ネットワールドは、NetAppの「バリュー・アデッド・ディストリビューター」として、顧客への最適なソリューションの提供を目指している。その一環として、自社環境で導入効果を確かめることを目的として「NetApp FAS2240」によるファイルシステムの再構築を実施した。全社のファイルサーバーを、既存の「FAS2040A」(OSは「Data ONTAP 7-mode」)1台から、「NetApp FAS2240A-2」2台にリプレースした。

 再構築にあたっては、「clustered Data ONTAP」の機能や、NetAppのデータ移行支援ツールによって、実質構築期間はわずか2日で、すべて無停止で行った。新システムは、従来は週末2日間を要していたテープベースのバックアップを、DtoD(Disc to Disc)バックアップにしたことで約1時間に短縮し、「clustered Data ONTAP」の検証と同時に、業務課題を解消した。

 ネットワールドは、プロジェクトの成功を踏まえて、「clustered Data ONTAP」の導入・活用に関わる顧客の不安を解決していく。また、「clustered Data ONTAP」はファイル共有プロトコル「SMB 3.0」や、オフロードデータ転送機能「ODX」にも対応し、Windows 8/Windows Server 2012環境での導入メリットも大きいことから、今後はこうした機能を活用したソリューションを積極的に提案していく。