コニカミノルタ(山名昌衛社長)は、6月4日、デジタル化が急速に進む中国のテキスタイルプリント市場に本格参入すると発表した。インクジェットテキスタイルプリンタの最上位機種「ナッセンジャー PRO1000」を拡販していくほか、7月をめどに、上海にテキスタイル向けインクジェットプリンタ事業の新拠点を設置する。

 中国はデジタル化が急速に進みつつある成長市場で、世界のテキスタイル捺染市場の約3割を占めるといわれる。コニカミノルタは、これまで中国市場でサンプルから小ロット生産をターゲットとした普及モデル「ナッセンジャー PRO60」や、中速生産モデル「ナッセンジャー PRO120」を提供してきた。

 今後、中国で本格的な量産に対応する高生産性・高品質と環境性能を両立した上位機種へのニーズが高まると捉えて、独自の高精細・高信頼性インクジェットヘッドを搭載し、スキャンタイプでは世界最高速のフラッグシップ機「ナッセンジャー PRO1000」の本格的な提供を開始する。

  今年7月をめどに、上海にインクジェットテキスタイルプリンタ事業の新拠点を設置。拠点には、販売とアフターサービスのスタッフを置き、高品質で迅速なサービスを提供することで、拡販体制の強化や顧客満足度の向上を図る。

 コニカミノルタは、6月16~20日に上海で開催されるアジア最大級の国際繊維機械展示会「ITMA ASIA + CITME 2014」に、「ナッセンジャー PRO1000」を初出展する。(上海支局 真鍋武)