【北京発】北京アウトソーシングサービス企業協会(BASS)と中国対日情報サービス産業連盟は、5月29日、中国・北京市の中関村ソフトウェアパークで、2014京交会――軟件と情報サービス国際企業交流会を開催した。日本情報サービス産業協会(JISA)などが後援した。

 5月28日~6月1日に開催されたサービス産業の国際交流を促進する見本市、中国(北京)国際服務貿易交易会(京交会)のIT専門イベント。午前と午後の二部制で、午前の部では「モデルチェンジと移転―産業の協調的な発展を推進するため」、午後の部では「ビッグデータ時代、国際ソフトウェアと情報サービス産業資源の補完・ウィンウィンの関係を築く」をテーマに、有識者によるセミナーやパネルディスカッション、懇親会が行われた。

北京市の中関村ソフトウェアパークに日中を含むグローバルのIT産業関係者が集まった

 午前の部では、北京クラウド基地の郭昕首席顧問が、「革新融合――ビッグデータ時代、グローバルビジネスモデルの革新および市場構造の再構築を推進」と題した基調講演で、主にクラウドとビッグデータの進展について解説。「クラウド市場の発展潜在力は無限大。クラウドとビックデータは、中国企業のIT投資の重点になっていくだろう。ビックデータは産業に変革をもたらし、文化アイデア産業にまで浸透していく」とした。

 郭昕首席顧問は近年注目を浴びる「Internet of Things(IoT)」にも言及。「モノのインターネットは、工業の経路から消費の経路へ移行していて、万物は相互につながる段階に入った。いずれ、ソフトウェアがすべてを定義するSDX(Software Defined Anything)の時代が到来するだろう」と予測した。(上海支局 真鍋武)

北京クラウド基地の郭昕首席顧問