日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)は、7月28日、オラクルのデータベース(DB)「Oracle Exadata」を活用し、アズワン(井内卓嗣社長)のデータベース統合を行い、2月17日に稼働を開始したと発表した。

 アズワンは、科学機器や産業機器、病院・介護用品を提供する理化学機器の総合商社。得意先向けシステム「得意先ai-comweb」、仕入先向けシステム「仕入先ai-comweb」、BI(ビジネスインテリジェンス)システム、Q&Aシステム、品質情報システムなど、業務システム別に運用していた六つのDBサーバーを「Oracle Exadata」に統合し、運用管理コストを大幅に削減し、処理性能を向上した。統合にあたっては、日立ソリューションズが「Oracle Exadata」の導入前動作検証からシステム設計・構築、稼働後の運用管理までを行っている。

 DBの統合によって、一つの運用管理画面からさまざまなDBの情報を見ることができるようになり、運用管理に関する作業時間を約5分の1に削減した。また、各システムのプログラム改修を行うことなく、仕入先向けウェブシステムのオンライン処理時間を10分の1から20分の1に短縮することができたという。BI処理にかかる作業も、1処理あたり30分かかっていたデータ抽出を3分程度に短縮。これによって、運用管理コストを削減し、処理性能が向上した。

 日立ソリューションズは、93年に日本オラクルと販売代理店契約を締結以降、オラクル製品の技術者育成を支援し、数多くのシステム導入実績を積み重ねてきた。「Oracle Exadata」でも、実機検証サービス、環境や運用設計など、「Oracle Exadata」の長所を最大限に生かす環境を顧客に提供している。

 今後、アズワンでは、取扱い商品を大幅に拡大する予定で、データ件数の急増が見込まれるシステムへの適用を拡大する。