日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)は、オランダのTo-Increase(トゥーインクリース、Cornelis Bosch会長)と販売代理店契約を締結し、組立製造業の設計部門と製造部門の情報共有を図る「To-Increase Product Engineering for Microsoft Dynamics AX」モジュールを6月24日に提供した。

 PLM(製品ライフサイクル管理)システムと連携し、品目やBOM(Bill of Materials)などの情報を設計部門と製造部門で共有するISVソリューション。マイクロソフトのERP製品、Microsoft Dynamics AX上で動作する。これにより、設計部門や製造部門は、最新の設計情報や仕様を迅速に把握でき、設計変更の履歴の管理ができる。また、変更の際、他の工程への影響度合いや部品の在庫状況を事前に調べることが容易になる。

 例えば、設計変更の必要が生じた際、Microsoft Dynamics AX上で製造工程の進捗、受注や出荷の状況、在庫への影響を確認したうえで設計変更の適用可否やタイミングを判断できるようになる。また、製造部門や販売部門からの設計変更依頼を、Microsoft Dynamics AX上で設計部門と共有することができる。

 日立ソリューションズは、米国拠点にMicrosoft Dynamics事業の中核となる「Global Center of Excellence」を設置し、グローバルにノウハウや案件を共有している。今回のモジュールは、欧米のグローバル企業に導入し、実績を確認した製品。