日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)は、7月11日、BYOD(個人端末の業務利用)を実現するための「モバイルプラットフォーム構築ソリューション」の提供を開始した。

 米Remotiumのスマートデバイス仮想化基盤「Remotium(リモーティアム)」を活用し、スマートデバイスを業務利用できる最適な環境の企画/設計、構築までを提供するソリューション。仮想環境上で業務を行うので、スマートデバイスに業務データが残らず、情報漏洩リスクを軽減し、BYODの課題である公私分離を実現する。

 「Remotium」上に、メールや文書作成、スケジューラなどのオフィス業務系アプリケーション、イントラシステムなど、企業独自の業務アプリケーションを搭載し、認証ソリューションやネットワークなどを含めて、スマートデバイスを業務利用するための最適な環境の企画/設計、構築ができる。

 サーバー上の仮想環境に、スマートデバイスからリモートアクセスすることで、スマートデバイスの安全な業務利用とデータの公私分離を実現。最適な環境の提供に加えて、既存環境との連携を支援することで、短期間で円滑にスマートデバイスの業務利用を開始することができる。

 「Remotium」は、日本に先行してBYODが浸透する米国で、セキュリティに関する最大のカンファレンスであるRSA Conference 2013で最優秀賞を獲得し、注目されているソリューション。日立ソリューションズと米Remotiumは、13年から共同で、日本でのBYODに関するニーズの調査や、日本固有の要件の製品への反映を行い、日本市場向けの製品を開発してきた。今後、日立ソリューションズは、「Remotium」の日本初の販売代理店となって、マーケティング活動も共同で行っていく。

 「モバイルプラットフォーム構築ソリューション」の価格は個別見積もり。「Remotium」はオープン価格。