【上海発】JBCCホールディングスの中国現地法人、佳報(上海)信息技術(JBCN、森浩二総経理)は、2014年度(14年12月期)上期の業績で、利益が大幅に増加した。森総経理は、「前年同期比で、売上高は横ばいだったが、利益は90%増えた」と説明する。

 09年11月設立のJBCNは、現在約20人の従業員を抱え、中国に進出している日系企業を主なターゲットに、ITコンサルティングやSIサービスなどを提供している。14年度上期に利益が伸びた理由を、森総経理は「ストックビジネスを強化していることが奏功している」と説明する。

 昨年度から、単純なハードウェア/ソフトウェアの物販ビジネスを抑えて、運用・保守やクラウド「JBクラウド in China」などのストックサービスビジネスに力を入れてきた。販売・生産管理システムで新たに12件の運用・保守契約を結び、今年1月に販売を開始した月額制で提供する販売管理システム「SMART Fast」でも、すでに2社を獲得している。

 森総経理は、「売上高に占めるストックビジネスの割合を、15年度に40%に引き上げることが目標」という。日系企業向けビジネスで、安定した事業基盤を築いたうえで、中国ローカルマーケットの開拓に挑戦する。(上海支局 真鍋武)

森浩二総経理