理経(黒田哲夫社長)は、8月28日、米MTI-Milliren Technologies(MTI)と販売代理店契約を締結し、新製品「セシウムオシレータ(セシウム原子発振器)」を販売すると発表した。

 MTIは、特許を有する高耐加速度特性の小型DOCXOとセシウムオシレータの複合ユニットを製品化。主に衛星や飛行機に搭載する受信機や復調器に使われる。環境に左右されずに正確な時刻を得ることで、飛翔体は極めて正確な位置情報を把握できる。さらに、航空機搭載用途で要求される耐加速度、耐振動、環境温度特性などをクリアした。

 DOCXOとセシウムオシレータを複合化することで、DOCXO(水晶)やルビジウム発振器に比べ、非常に高い周波数安定度を実現。劣悪な環境下でも極めて低い位相雑音値を維持する。

 理経は、軍用や航空機・艦船搭載用、衛星通信地球局の設備、各種通信設備用として、初年度10台、次年度30台を目標に拡販する。