理経(黒田哲夫社長)は、4月28日、イスラエルのSiklu Communication(Siklu)と販売代理店契約を締結し、Eバンド帯(70GHz、80GHzバンド)高速無線LAN「Ether Haul-1200シリーズ」の販売を開始したと発表した。

 Sikluは、2012年に自社開発のモデムCMOS、無線トランシーバチップを利用した低価格・高速・高品質の1Gbps無線通信で、Eバンド帯の無線LANマーケットに参入。携帯電話サービス会社が運営する小型基地局向け中継回線ネットワーク、企業間ネットワークやキャンパスネットワークなど、高速無線通信が必要となる環境に有線の通信インフラがなくても容易に設置できるので、短期間で構築できる。この2年半の間に全世界で7500対向以上を納入し、Eバンド市場のマーケット・リーダーの地位を確立している。

 「Ether Haul-1200シリーズ」は、Eバンドを利用した1Gbpsの無線通信を実現。VLAN、QoS、Ethernet Ring Protectionをサポートし、現行ネットワークの要件に合わせたネットワーク・インフラ強化としての二重化対策、高額な有線ファイバー専用線の置換えとしての利用など、さまざまな用途で利用できる。ウェブGUIベースやTelnetでの設定に対応。スループットの想定や年間稼働率を容易に計算できるツールも準備している。

 「Ether Haul-1200T」(1ft/2ftアンテナタイプ)と「Ether Haul-1200F」(1ft/2ftアンテナタイプ)の2モデルで、価格はオープン。今後、画像通信など高速通信が必要となる大学キャンパス間ネットワークでの利用や、自治体防災ネットワーク向けにネットワーク強靭化対策製品として拡販していく。初年度で1000万円、次年度で1億円の売上げを見込む。