Yahoo! JAPANは、国内で圧倒的な利用者数とアクセスをもち、月間平均PV数は558億に上る。サービス基盤のITインフラには、ビジネスの急成長に適時対応しながら「サービスを止めない」ことが求められることから、ヤフーは2011年にインテリジェントPDUを導入して電力使用量をリモートで把握することで、迅速・的確にサーバーやラックを増設する体制を築いていた。

 今回、Yahoo! JAPANのサービス基盤拡張に伴い、ラリタンのインテリジェントPDUを採用。運用上の課題を解決するために既存ベンダーを含めて選定するなかで、ラリタンの課題解決・提案能力、スピード感などを総合的に評価した。ヤフーは、ラック背面側のサーバーの排熱や振動などによる電源ケーブルの緩みが原因のケーブル抜けをどう防ぐかを運用上の重要課題として位置づけ、電源ケーブルが物理的に抜けない対策を施した提案を重要視した。

 ラリタンは、ユーザー企業の運用形態に最適なかたちでインテリジェントPDUをカスタマイズ提供している。ヤフーからの要望には、ロック対応アウトレットを含めていくつかのカスタマイズを提案し、採用に至った。ヤフーはケーブル抜けを心配することなく作業に集中でき、作業効率や運用効率の改善・向上を実現している。