図研(金子真人社長)と日立システムズ(高橋直也社長)は、9月29日、図研の「CR-8000シリーズ」をはじめとする電子機器設計環境の仮想デスクトップ(VDI)環境での利用に向けて協業していくことに合意したと発表した。

 協業にあたって、図研は最新システムに関する技術情報や電子機器設計環境に関する知見を提供し、日立システムズは、仮想化環境の構築支援や顧客への仮想化環境提供時のさまざまなサービス提供で協力する。

 両社は、すでに日立システムズが構築した仮想化環境で「CR-8000シリーズ」が良好に稼働することを確認。実証実験では、3Dの画像処理などに適応した機能をもつ米シスコシステムズの「Cisco UCS」や、VDI環境向けのミドルウェアで多くの実績がある米シトリックスの「Citrix XenDesktop」などを利用した。この検証結果を踏まえて、今年度中をめどに、業界に先駆けて実際のユーザー環境でのVDIサービスのトライアルを開始する。

 日立システムズは、モノづくりを支える図研のソフトウェア製品を企業が活用しやすくなるように、VDI環境の構築支援だけでなく、マネージドサービスの提供も含めて、ユーザーがVDI環境のメリットをより享受できる環境の構築を支援していく。