京セラコミュニケーションシステム(KCCS、佐々木節夫社長)は、9月30日、北海道厚岸町がBCP(事業継続計画)強化を目的に、ケーブルテレビ応急復旧・強じん化無線システム「ワイヤレスリンク23G」を導入したと発表した。

 厚岸町は、2011年の東日本大震災で、津波によって厚岸大橋の両端が冠水した。この経験から、災害によって光ファイバーが切断される可能性があることを改めて認識し、光ファイバーの多重化対策として無線ネットワークの導入を検討していた。そして、無線技術で豊富な実績とノウハウがあるKCCSが総務省の委託を受けて研究開発した「ワイヤレスリンク23G」を評価し、NTT東日本を通じて今年2月に導入した。

 「ワイヤレスリンク23G」は、23GHz帯の周波数を利用した小型・軽量のケーブルテレビ応急復旧・強じん化無線システム。厚岸町は、システムを導入したことによって、災害などで万が一、光ファイバーが切断された場合でも、テレビ放送を通じて町民に必要な情報を伝えることのできる環境を整備した。