キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ、川崎正己社長)は、企業向けLTEデータ通信SIMカードの販売を始めた。税別価格は1GBまでのデータ通信容量のLTE回線契約で月額3800円から。音声通話はできない。企業による一括導入など、ボリュームディスカウントにも応じる予定だ。

 キヤノンMJがインターネットイニシアティブ(IIJ)と協業し、NTTドコモのLTE回線を使用。通信SIMカードはデータ通信専用なので、主に企業で使うWi-Fiルータやタブレット端末などをターゲットに、2017年に年間1万回線の販売をイメージしている。

キヤノンMJのITプロダクト企画部情報通信ビジネス企画課・山崎光一氏

 キヤノンMJは、今後、こうしたモバイル環境での情報セキュリティを強化するために、「モバイル端末管理サービス(MDM)や、データ保存・共有サービス、Microsoft Office365などのクラウドサービスのメニューを追加していく」(ITプロダクト企画部情報通信ビジネス企画課・山崎光一氏)方針だ。


 LTEデータ通信SIMを巡っては、総務省が2015年5月からのSIMロック解除義務化を発表したり、ウェアラブル端末やIoT(モノのインターネット)などの分野でモバイル回線の企業需要が増大している。(安藤章司)