キヤノン電子グループのキヤノンエスキースシステム(町田政彦社長)は、名刺管理サービス「アルテマブルー」と、日本マイクロソフトのCRM(顧客管理システム)「Dynamics CRM Online」との連携オプションサービス「アルテマブルー Microsoft Dynamics CRM Online連携オプション」を発売した。

 連携オプションは、顧客との最初の接点である名刺をスキャナでスキャンし、デジタル化した情報を「Dynamics CRM」で活用することによって、「顧客情報の入力作業、更新作業の負荷を大幅に削減する」(柳橋智・CRM事業部CRM2部シニアコンサルタント)もの。向こう1年で30社への納入を目指す。

左から、キヤノンエスキースシステムの柳橋智シニアコンサルタント、牛島一嘉・アルテマブルー事業部事業部長、松村雅義シニアコンサルタント

 「アルテマブルー」は、すでにキヤノンマーケティングジャパンの中小オフィス向けIT支援サービス「HOME」向けに連携サービスを提供しているが、新たに「Dynamics CRM」を追加した。今後は「HOME」や「Dynamics CRM」だけでなく、「マルチベンダー方式で多様な外部サービスとの連携を強化していく」(牛島一嘉・アルテマブルー事業部事業部長)方針だ。


 中核サービスの「アルテマブルー」は、2008年に今のかたちになり、これまで550社以上に納入してきたクラウド型サービス。名刺を読み取る方式は、OCR(光学文字認識)処理だけで読み取る「ゼロモード」と、オペレータが手で入力する「フルモード」の2種類がある。

 松村雅義・アルテマブルー事業部シニアコンサルタントは「情報セキュリティ保護が担保された国内で入力する『フルモード』サービスは、顧客から強い支持を得ている」と、セキュアな「フルモード」サービスが「アルテマブルー」の強みの一つとなっているとした。(安藤章司)