日立システムズ(高橋直也社長)は、日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」のラインアップに、クラウドサービスモデルを新たに追加し、1月14日に発売した。

 新たに販売するクラウドサービスモデルは、特定業種向けシステムなど7製品で、日立システムズが長年にわたって培ったノウハウが詰まった業務システムを、高いセキュリティ機能をもつ自社クラウド基盤に搭載。問い合わせ対応や保守など、システム運用に必要なサービスとワンセットにして、月額16万円台から提供する。システムは、最短10日間で導入することができる。

 「FutureStage」は、製造業や流通業などの生産管理や販売管理などを行う基幹業務システムのシリーズ製品。主に中堅・中小規模企業が対象で、とくに各業界特有の業務要件を満たした機能を標準で備えた特定業種向けシステムは、カスタマイズをせずに導入できるモデルとして、多くの顧客に採用されている。今回、中堅・中小規模企業のニーズの高まりに応え、「FutureStage」のラインアップに新たなクラウドサービスモデルを追加した。

 クラウドサービスモデルは、導入型と同様の機能を備えつつ、クラウド基盤を活用することで、初期導入費用や経常費用を抑え、最短10日間での導入を実現。あわせて、顧客がスムーズに業務を開始できるように、操作教育サービスなども提供する。関連サービスとして、会計・給与や就業管理などの関連業務システムもクラウドで提供。基幹業務を丸ごとクラウド化することで、さらに運用負荷軽減とコスト低減を図ることができる。

 日立システムズが提供するTwitterやブログのつぶやきなどのソーシャルメディアに書き込まれたビッグデータを活用・分析するサービス「Smart Business Gateway」とあわせて利用することで、基幹業務に蓄積されたデータとソーシャルメディアのビッグデータを連携させて、トレンド把握、売れ筋分析に役立てることができる。

 税別価格は、初期費用が110万円から、月額費用が16万5000円から。日立システムズは、今後、「FutureStage」クラウドサービスの拡販で、とくに業務適合性の高い金属加工業向けモデルをはじめとする特定業種向けシステム(自動車部品業向け、一般機械製造業向け、食品卸向け、医薬品卸向けなど)のクラウド版の販売を強化。中期経営計画で掲げる2015年度の連結売上高5000億円、クラウド事業売上高比率20%の達成を目指す。