マジックソフトウェア・ジャパン(佐藤敏雄社長)は、1月30日、同社が提供するアプリケーション開発・実行プラットフォーム「Magic xpa Application Platform(Magic xpa)」を活用して、福島銀行(森川英治社長)の渉外支援システムを、Windows MobileのスマートフォンからiOSのiPadへ2か月で移行した事例を発表した。

 福島銀行は、12年4月にシー・シー・ユーが「Magic uniPaaS」(Magic xpaの前バージョン)で開発したWindows Mobile対応の「渉外支援システム」を導入した。それまでの手書き・紙ベースの管理に比べ一定の効果があったが、スマートフォンで稼働していたため画面サイズが小さく、画面遷移が多いなど、渉外担当者から操作性の改善要望があった。そこで、提案型セールスの推進と生産性向上を考え機種をiPadに更改することになった。

 移行作業は、開発元のシー・シー・ユーが、「Magic uniPaaS」で開発したアプリケーションを「Magic xpa」に移行することで実施した。機種の更改に関しては、旧機種との並行稼働無しに一気に入れ替えても、スマートフォンの画面をそのままiPadに移行したため、オペレーションの改訂も少なく、現場ではほとんど問題は出なかったという。

 一般的に、端末のOSが違えばアプリケーションはすべて作り直しになるため、初回導入と同等の開発期間とコストがかかる上に、バグやトラブルの発生は避けられない。しかしMagicで開発したアプリケーションは移植性が高いため、機種更改に伴うコストとリスクが少なく、現場の混乱やトラブルもほとんどないスムーズな移行を実現した。