キヤノンシステムアンドサポート(キヤノンS&S、神野明彦社長)は、マイナンバー(社会保障・税番号)制度に対応した中小企業向けセキュリティ対策パッケージ「マイナンバーパック安心PCプラン+」の販売を、3月23日から始めた。同パッケージは、最適化されたパソコンとログ管理ツール、静脈認証機器、UTM(統合脅威管理ツール)などを組み合わせて、税別で101万7800円で販売する。

 今年10月からマイナンバーの番号通知が始まるが、キヤノンS&Sの主な顧客層である中小企業では、「マイナンバーを取り扱う上での情報セキュリティが十分とはいえない」(キヤノンS&Sの市村聡・ITプロダクト企画課係長)ことから、中小企業が手軽にマイナンバー対策を行える製品群をマイナンバーパック安心PCプラン+としてパッケージ化したものだ。

キヤノンS&Sの市村聡・ITプロダクト企画課係長

 マイナンバーパック安心PCプラン+は、「特定個人情報(マイナンバー)の適正な取り扱いに関するガイドライン」に沿った安全管理措置を実現できるように設計した。同プランは基本的にマイナンバーを管理するシステムを、パソコン1台で管理するスタンドアロンでの運用を前提にしているが、これとは別に複数のパソコンでネットワークを組んで管理するタイプとして「マイナンバーパック安心ネットワークプラン」も用意。こちらは、システム規模が大きい企業向けのプランで、費用は個別見積もりとしている。

「マイナンバーパック安心PCプラン+」の概要

 キヤノンS&Sでは、向こう1年で「マイナンバーパック安心PCプラン+」を500セット、「マイナンバーパック安心ネットワークプラン」を100セット販売する計画を立てている。(安藤章司)