コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)データサイエンティスト育成研究会(昆凡子主査、シムコス会長)は、昨年度同研究会が公表したデータサイエンティストの定義をベースに、「データサイエンティスト育成プログラム(DS育成プログラム)」の枠組みをまとめ、3月25日に公表した。

 データサイエンティスト育成プログラムは、情報サービス業での人材を実践的データサイエンティストに育成するためのプログラム。育成プログラムは、研究会で定義したデータサイエンティストを創出するための要素を、手順も含め提示するものとなる。

データサイエンティスト育成プログラムの手順

 同プログラムは、データサイエンティストのモデル(DSモデル)とその育成手順とで構成される。DSモデルは、同研究会が13年度に定義した「職務」を行う人材の活動をモデル化したもので、データ活用プランを作成できる人材としている。このほか、データサイエンティストの職務、タスクの定義、求められる知識とスキル、データサイエンティスト育成プログラムの概要についてまとめている。

データサイエンティスト育成プログラム

 DSモデル作成にあたっては、DSに必要な知識体系を、DSの職務ごとに学習目標を含め整理して提示。学習目標の設定では、ID(インストラクショナルデザイン)手法を参考にしている。

 また、データサイエンティスト育成プログラムでは、育成の生産性と信頼性を高めるため、育成と実践を支援するツールについても検討し、提示していく。