パイオニア(小谷進社長)は、日本や中国、タイなどの生産拠点で、調達・生産・品質・物流領域のグローバルSCM(サプライチェーンマネージメント)システムを導入する。システムは、2016年1月から順次稼働する予定。

 NEC(遠藤信博社長)がシステムの構築を担当する。スウェーデンのITベンダー、IFS(アレステア・ソービーCEO)のグローバルERPソフト「IFS Applications」や、NECのグローバル需給調整ソフト「Witleaf」、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」などを活用して構築。また、NECグループの工場で生産革新活動を実践してきた幹部人財「匠」が、サプライチェーン全体の最適化に向けたストックポイント設計などを支援する。

 パイオニアは同システムによって、グローバルでの調達・生産・品質・物流に関する業務プロセスシステムを標準化し、新製品・生産拠点の立ち上げの迅速化や、PDCAサイクルのスピード向上を推進する。これによって、グローバルで成長が見込まれるOEM市場で、自動車メーカーやメガサプライヤーにとって不可欠なキーサプライヤーとなることを目指す。