【上海発】NTTデータ イントラマート(中山義人社長)は、中国・ASEAN地域で、「Accelコンソーシアム」のパートナーソリューションの提供を今年中盤に開始する。現地の日系企業を中心に拡販して、顧客数の増加に拍車をかける。さらに、同地域で売上単価が高い保険業向けの提案も強化する。

大利秀幸執行役員(左)と中山義人社長

 「Accelコンソーシアム」は、システム共通基盤「intra-mart Accel Platform(iAP)」のパートナーコンソーシアム。「iAP」に対応するパートナーソリューションの企画や開発、各ソリューション間の連携を推進している。日本では、すでに約50種類のパートナーソリューションを提供している。

 同コンソーシアムでは、新たに「グローバル分科会」を設置し、中国・ASEAN地域でのパートナーソリューションの販売を企画。中山社長は、「すで10社程度が興味を示している」と説明する。オンプレミス型だけでなく、クラウド型での提供も予定しており、すでに中国ではクラウド基盤の検討を進めている。また、中国・ASEAN地域では、NTTデータ イントラマートが主体となって販売するので、「Accelコンソーシアム」のパートナーは、現地に拠点を設ける手間をかけずに、自社のソリューションを提供することができる。

 「Accelコンソーシアム」のパートナーソリューションは、現地の日系企業を中心に拡販するが、NTTデータ イントラマートでは、同時にローカル企業の開拓も強化する。グローバルビジネスを統括する大利秀幸執行役員は、「2015年は、中国・ASEAN地域の保険業界を重点的に開拓し、確固たるポジションを確立する」と意欲を見せる。

 海外では、業務をグローバルで共通化させて、内部統制を強化しようとする企業の動きが活発化していることから、各企業のリージョンヘッドクオーターを中心に、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)の切り口で「intra-mart」の提案に力を注ぐ。大利執行役員によると、「一般的なBPM案件の場合、現地の日系企業の売上単価が100万円程度なのに対して、保険業は1500万円程度で単価が大きい」という。(上海支局 真鍋武)