華為技術(ファーウェイ、胡厚崑・輪番CEO兼取締役副会長)は、3月31日、2014年度(14年12月期)の監査後業績を発表した。主要3事業すべてが好調に推移し、グループ全体の売上高は、前年度比20.6%増の2882億元(約5兆5507億円)、純利益が同32.7%増の279億元(約5374億円)と過去最高を記録した。

 主要3事業のうち、法人向け事業の売上高は、前年度比27.3%増の194億元(約3736億円)だった。アジャイル、ネットワークをはじめとする企業ネットワーク製品分野、クラウド、データセンター、ソリューションなどを含むIT製品分野が成長を支えた。

 通信事業者向け事業は、世界各地でモバイル、ブロードバンド、ネットワークの展開が進んだことが成長を牽引し、売上高は前年度比16.4%増の1921億元(約3兆6998億円)を記録。

 コンシューマー向け事業は、スマートフォンへの需要拡大に加えて、新興市場で好調に推移した結果、売上高は同32.6%増の751億元(約1兆4464億円)と3事業のなかで最も高い成長率を示した。

 ファーウェイは、2014年度、イノベーションの創出に向けたR&D投資を継続して実行。同年度のR&D投資は、前年度比29.4%増となる408億元(約7858億円)で、売上高の14.2%に達した。過去10年間で1900億元(約3兆6594億円)をR&Dに投資したことになる。

 胡・輪番CEO兼取締役副会長は、2015年度の展望について、「情報通信技術(ICT)、とりわけブロードバンド、クラウド・コンピューティング、ビッグデータ、IoT(Internet of Things)が多くの分野で産業変革を推進するエンジンとなるだろう」と語っている。