日立製作所(日立、東原敏昭執行役社長兼COO)は、医薬品製造管理システム「HITPHAMS」を、中国の医薬品メーカーである石薬集団有限公司(蔡東晨董事長)の子会社、石薬集団欧意薬業(石薬欧意、盧健民総経理)に納入した。河北省にある医薬欧意の第5製薬工場の合成医薬製剤生産ラインで稼働を開始している。

 「HITPHAMS」は、医薬品製造で行われる秤量、製剤、包装といったプロセスのシステム化を実現するMES(製造実行システム)パッケージソフト。医薬品のGMP(製造・品質管理規則)で要求される製造指図管理や製造実績管理を満たす厳格な製造管理システムを構築できる。国内外で100件超の納入実績がある。

 今回、石薬集団は、日立と2014年6月に締結した戦略合作協議書に基づいて、石薬欧意に「HITPHAMS」を導入。石薬欧意の第5製薬工場では、合成医薬製剤生産ラインの全製造プロセスで、製造の進捗や機器の稼働状況などの記録と、リアルタイム管理や製造記録帳票の電子化を行えるようになった。石薬集団では、今後、他の製造ラインへの導入拡大を検討していく。