日立システムズ(高橋直也社長)は、仮想デスクトップソリューションの強化のため、GoogleのChromebooks for WorkとChrome管理コンソール(CMC)を活用した仮想デスクトップソリューションを、6月4日に発売した。

 今回のソリューションは、業務用端末として注目が高まっているChromebookとそれらを効率的に管理するためのCMC、仮想デスクトップ環境構築、運用サービスをワンストップで提供するもの。

 Chromebookは、Googleが開発したChrome OSを搭載した新しいタイプのPC。ネットワーク接続によるWebアプリケーションの利用やクラウドストレージへのデータ保存を前提としているため、高い処理性能や大容量のデータ記憶装置などを必要としないことから比較的安価に導入することができる。また、OSのアップデートやマルウェア対策などのセキュリティ対策機能も、標準機能としてサポートされているため、端末個別のセキュリティ対策が必要ない。

 CMCは、Chromebook端末に対する運用管理機能をクラウドで提供するもので、日立システムズではCMCを利用し、端末環境と仮想デスクトップ環境を含めた運用支援サービスをあわせて提供する。運用支援サービスでは、24時間365日体制のネットワークオペレーションセンター(NOC)から、仮想デスクトップ環境のインフラ(サーバーやアプリケーション)の稼働監視を行う。また、Chromebook端末に対するユーザーの追加・削除、ユーザーごとのアプリケーション利用設定に加え、端末の紛失時にはデータをリモートで削除するなど、仮想デスクトップのインフラ・端末の一元的な運用管理を提供する。

 同ソリューションの導入により、顧客はセキュアで使いやすいChromebookを活用した仮想デスクトップ環境を、リーズナブルなコストで導入することができる。さらに、CMCで一元管理することにより、端末を含めた仮想デスクトップ環境に対する運用体制をもつことなく、24時間365日体制の柔軟な運用管理を行うことが可能となる。

仮想デスクトップおよび Chromebook 、 CMC 導入イメージ

 日立システムズでは、Chromebooks for WorkやCMCを活用した仮想デスクトップソリューションや関連サービスを拡販し、18年度末までに累計約200億円の販売を目指す。