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サイバネットシステムの「立体フィギュア認識ARアプリ」をタカラトミーアーツが採用

2015/06/11 18:59

 富士ソフトグループのサイバネットシステム(田中邦明代表取締役)は、スマートフォン向け立体フィギュア認識AR(拡張現実)アプリを開発し、玩具メーカーのタカラトミーアーツが販売するAR対応カプセル玩具(ガチャ)に採用されたと発表した。

 立体フィギュア認識ARアプリは、ARの主要機能である3次元形状認識技術と音声再生技術を組み合わせたアプリケーション。スマートフォンのカメラ映像から特徴点を求め、登録してある立体フィギュアを検出すると、対応するフィギュアの音声を再生するしくみ。

 スマートフォンをタカラトミーアーツのAR対応カプセル玩具である立体フィギュア「松本人志 世界の珍獣 第1弾」にかざすことで、“珍獣の鳴き声”を再生する。

立体フィギュア認識AR(拡張現実)アプリの概要 サイバネットシステムの資料から引用

 イラストなどの二次元画像を、ARで認識するのは一般的に行われているが、三次元の造形物をARで認識し、何らかのアウトプット(今回は珍獣の鳴き声)をおこなうのは難しいことから、今回、サイバネットシステムが強みとする「三次元立体形状認識」技術を活用した立体フィギュア認識ARアプリが採用に至ったという。
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外部リンク

サイバネットシステム=http://www.cybernet.jp/

富士ソフト=http://www.fsi.co.jp/

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