マジックソフトウェア・ジャパン(佐藤敏雄社長)は、6月26日、ミントウェーブ(毛受重久社長)がアプリケーション開発・実行プラットフォーム「Magic xpa Application Platform(Magic xpa)」を採用し、ノンカスタマイズのERPシステムと連携したアドオンシステムを設計開発することで、2.5か月という短期間でグループ企業の基幹システムを導入した事例を発表した。

 ミントウェーブは、東光高岳グループのシステム会社として、電力系統・設備の監視制御システムやERP活用・設計支援システムなど、多くの製品やサービスを提供している。日本リライアンスが新しく東光高岳の連結子会社となり、同グループの基幹システムと周辺システムを、7か月という短期間で日本リライアンス向けに再構築するために、高速に設計開発が実現できるツールが必要となった。

 当初、システムの再構築にあたり、東光高岳グループのERPシステムをノンカスタマイズで導入し、周辺システムを流用する予定だったが、両社の業務フローが大きく異なっていたことから、設計開発だけで4か月の見積りとなった。そのため、ERPシステムと連携する日本リライアンス専用のフロントシステムの新規開発に方針が変更となり、高速開発ツールが必要となった。今回採用した「Magic xpa」は、データベースのテーブルさえ定義すれば、簡単に画面や帳票が作成できる開発ツールのため、設計開発期間を2.5か月に短縮することができた。

 フロントシステムの処理画面は、中間DBの定義情報を作成してから、各システムの画面と業務ロジックを開発。業務に詳しい担当者がDB定義さえ終えれば、後は画面や帳票を簡単に生成できる仕組みのため、2.5か月で30本の画面処理、17本の帳票処理を作成した。さらに、「Magic xpa」で高生産性を実現できた結果により、エンドユーザーからの追加要件も多く発生し、2か月延期して2次開発分も含め本番カットオーバーとなった。

 今後ミントウェーブでは、出張者がシステムを使用できるようなタブレット端末環境の構築など「Magic xpa」を基盤としたシステム構築のソリューションを展開していく。また、マジックソフトウェアと連携し、グループ会社にとどまらず新しいソリューションの展開も図っていく。