富士通(田中達也社長)は、ベット数300床以上を対象とした大規模医療機関電子カルテシステムHOPE LifeMark-HX (ホープ・ライフマーク・エイチエックス)の販売を、7月13日から開始する。

 国は400床以上の大規模病院の電子カルテ普及率を、直近の7割程度から2020年に9割程度、高度医療を行う急性期の病院については100%に高める方針を検討している。富士通では、こうした動きに呼応するかたちで、「大規模病院向け電子カルテを7年ぶりに刷新」(富士通の佐藤秀暢・公共・地域営業グループVP)した。

富士通の佐藤秀暢・公共・地域営業グループVP

 刷新のポイントは、情報へのアクセスと業務効率化をサポートするダッシュボード機能の強化や、BI(ビジネス・インテリジェンス)機能による活用シーンの拡大、システムの完全多重化による事業継続性の向上、クラウド環境へのより一段の対応などが挙げられる。

 富士通は2018年度末までに、HOPE LifeMark-HX の販売を、250システム目指すとともに、同製品を軸にヘルスケア市場における売上高2000億円を目指す。富士通の電子カルテ製品は、電子カルテ市場において3割強のトップクラスのシェアを占めている。