ワンビでは、タブレット端末の盗難や不正利用を防止する「OneBe UNO」の販売が好調だ。昨年秋に提供を開始し、今年6月の時点で5万台のタブレット端末に導入した。富士通など端末メーカーとの協業案件が出てきていることも含めて、来年春までにタブレット端末とパソコンを合わせて20万台への導入を見込んでいる。

加藤貴
社長
 OneBe UNOは、Windows 8.1搭載の業務用タブレット端末などを対象に、不正な持ち出しや利用を防止するセキュリティソリューション。店舗やショールーム、病院、倉庫など、使用範囲が限られている持ち出し禁止のタブレット端末にインストールして、ネットワーク状況や位置情報、電源の接続を監視する。無線LANやBluetooth、電源アダプタ、ネットワーク、位置情報、ログインパスワードなどを監視対象として、それぞれ監視ポリシーの違反を検知すると、大音量アラームや入力デバイスのロック、強制シャットダウンによって、不正な持ち出しや利用を防止することができる。

 加藤貴社長は、「学校で生徒がタブレット端末で授業を受けるケースが多くなっているほか、病院でも医師がタブレット端末を使うようになってきた。また、飲食店ではPOSの代わりにWindows端末の導入が増えている。このような状況から、重要なデータを持ち出せないようにセキュリティを強化する傾向が高まって、OneBe UNOの販売が順調に推移している」と説明する。

 タブレット端末といえば、これまでiPadが主流との見方が強かったが、Windowsベースでシステムを構築している状況下、Windowsのタブレット端末のほうが使い勝手がいいと考える企業が増えているのが実情だ。しかも、最近では「Surface」を求める声も出てきている。そのため、ワンビでは7月末までにSurfaceにも対応することを計画しており、OneBe UNOの拡販に拍車をかける。(佐相彰彦)