IDC中国が発表した調査レポート「中国銀行業のITソリューション市場2015-2019年の予測と分析」によると、中国の大手ITソリューション・サービス会社、文思海輝技術(Pactera、盧哲群CEO)が、総合力で第2位になった。

 IDC中国は、中国銀行業のITソリューション市場において、2019年までの年平均成長率は24.4%、市場規模は538.9億元(約1兆632万円)になると予測した。また、14年は、中国の伝統銀行が積極的にインターネットの要素を取り入れ、サービスの向上、戦略転換を図った年と分析した。

 Pacteraは、14年に上場を廃止したが、IDCのデータによれば、14年度(14年12月末期)の営業利益は11億元(213億円)、とくにテレフォンバンキング・コールセンターソリューション、CRM(顧客関係管理)、BI(ビジネスインテリジェンス)、支払決済サービスの分野での力を発揮したことが今回の業績につながったとされている。

 Pacteraの金融事業部責任者である馮明剛執行副総裁は、「当社は、金融業界向けのITソリューション領域で着実に成果を上げている。会社の方針転換に基づいて、金融事業グループを組織した。具体的には、BI、CRM、銀行のコア業務、テスト、コールセンター、国際決済の6部門を設け、7000人を超える金融IT精鋭チームとともに、顧客にエンド・トゥ・エンドの最高なITソリューション・サービスを提供したい」と抱負を語っている。(文/鄭麗花)