日立製作所(日立、東原敏昭社長兼COO)は9月30日、SAP SE(SAP社)の次世代エンタープライズソフトウェアSAP S/4HANAの導入支援ソリューションを、10月1日から順次提供すると発表した。

 今回のソリューションは、日立グループ12社の総力をあげて開発したもので、専門コンサルタントによるコンサルティングや、各業種向けに最適化したテンプレートをはじめとする独自ツールを活用し、導入に関する計画策定から運用、保守までを支援するワンストップサービスを提供する。

 日立では、94年にSAP社と日本国内でのパートナーシップ契約、08年にグローバルサービスパートナー契約を締結し、SAPソリューションをグローバルに展開してきた。また、11年にはSAP社の本社内に「日立-SAPコンピテンスセンター」を開設し、SAPソリューションに関する最新技術をいち早く検証する体制を整えている。そして今回、日立グループ12社が、国内外で日立グループが培ってきたSAP関連ノウハウや最新技術に関する情報をもとに、「SAP S/4HANA」導入支援ソリューションを開発した。

 同ソリューションでは、SAPソリューションを活用した豊富なシステム構築経験や高いスキル、ノウハウを有するSAPソリューションコンサルタントが、「コンサルティング」「システムインテグレーション」「アプリケーションマネジメントアウトソーシング」「プラットフォーム」の四つの分野で、「SAP S/4HANA」への移行や新規導入に関する計画策定からシステムの運用、保守までを全面的に支援する。

 今後、日立は、エキスパート教育カリキュラムを通じてSAPソリューションコンサルタント約1000人のレベルアップと体制強化を進め、18年度には1500人規模で、より高品質な「SAP S/4HANA」関連ソリューションを提供していく。