日立システムズ(高橋直也社長)とウイングアーク1st(内野弘幸社長CEO)は、11月6日、中堅・中小規模製造業向けの業務システム分野で包括的な協業を開始したと発表した。協業の第一弾として、ウイングアーク1stの帳票基盤ソリューション「SVF」を「FutureStage 製造業向け生産管理システム」の機能の一つとして組み込むとともに、標準帳票と帳票機能を全面刷新した。

今回強化された「FutureStage 製造業向け生産管理システム」と「SVF」の連携イメージ

 SVFは、グラフィカルな操作画面によって、日本固有の細やかな帳票から装飾性の高い帳票まで簡単に作成できるソフトウェアで、これまでに累計約1万8000社への導入実績がある。また、「1帳票複数言語の正式サポート」のほか、「多言語対応プリンタ機種の拡充」など、帳票のグローバル対応をサポートしている。

 今回、FutureStage 製造業向け生産管理システムにSVFを組み込むことで、従来は日立システムズのエンジニアが行っていたFutureStage 製造業向け生産管理システムに関する帳票のカスタマイズ作業を、エンドユーザーが自ら簡単な操作で修正できるようになり、コストと工期を短縮することが可能となる。また、今後、ウイングアーク1stのBIツールや経営分析ツールとの連携強化も行い、FutureStage 製造業向け生産管理システムの強化を図っていく。

 日立システムズでは、今回の協業を通じて「FutureStage 製造業向け生産管理システム」の拡販に注力し、16年度末までに35億円の販売を目指す。一方、ウイングアーク1stは、日立システムズとの協業を通じ、製品のさらなる拡販を図る。