日立システムズ(高橋直也社長)は、10月9日、医薬品製造業向けに調剤薬局、医療機関などへの納入実績を正確に把握し、マーケティング活動やMR(医薬情報担当者)の営業業務支援システムへのデータ連携を可能とする「クラウド型実消化業務支援サービス」を発売すると発表した。

「クラウド型実消化業務支援サービス」のイメージ図

 「クラウド型実消化業務支援サービス」は、日立ソリューションズの医薬品製造業向け実消化パッケージ「REGASAS(レガサス)」を日立システムズのクラウド基盤から提供する。また、JD-NETなどの医薬品業界間電子取引用ネットワーク(VAN)と容易に接続できるクラウド型の電子データ交換(EDI)サービス「REDISuite(レディスイート)」、さらに各種データのクレンジング業務などを代行するBPOサービスを組み合わせて提供するもの。

 同サービスを活用することにより、これまで伝票処理やメールでのデータ授受などEDI以外の手順で実消化業務を行っていた企業は、販売データなどを容易に分析システムなどに連携できるようになり、マーケティング活動・営業活動の効率化を図ることができる。また、クラウド型サービスのため、初期導入費用を抑えて短期に導入することが可能であるほか、人手によるデータクレンジング業務を、BPOサービスとして日立システムズに委託できるため、さらなる業務効率化を実現できる。

 税別価格は、初期費用でEDIサービス(REDISuite)が180万円から、実消化パッケージ(REGASAS)が個別見積、実消化業務BPOサービスが個別見積。今後、日立システムズでは、日立グループと連携して同サービスを拡販し、18年度末までに累計8億円の販売を目指す。