沖データ(OKIデータ、平本隆夫社長)は、12月7日、不動産店舗向けに「どんな帯でも自動認識張替えソリューション」を開発し、16年2月上旬に発売すると発表した。

 不動産店舗では、物件情報の「帯(おび)」に記載されている不動産店舗名や営業担当者名・連絡先などを自店舗の情報に張り替えて、顧客に提示している。この張り替え作業は手作業で行われているため、営業担当者が多くの時間を費やしており、不動産店舗業務の大きな負担になっているという。

 OKIデータでは今回、こうした不動産店舗の課題を解決するために、自店舗の帯を自社で使用するPCに事前登録するだけで、複合機のタッチパネルでコピー感覚のボタン操作により、「REINS」(不動産流通標準情報システム)から取り出した物件情報の帯の位置や大きさを自動認識して、自店舗の情報に張り替える「どんな帯でも自動認識張替えソリューション」を開発した。同ソリューションにより、帯の張り替え作業に1人あたり1日平均約30分費やしていた時間を、約5分にまで削減できる。さらに、一般的な長方形の帯はもとより特殊なフォーマットでも、その形状を認識して自店舗の帯に張り替えることが可能となる。

タッチパネルの帯替えボタン

 対象機種は、A3カラーLED複合機「MC800シリーズ」とA4カラーLED複合機「MC700シリーズ」。MC800シリーズは、ビジネスホン「CrosCoreシリーズ」との連携によって、複合機のFAX受信、印刷終了をビジネスホンのランプ点滅で通知する機能を搭載しており、今回のソリューションを加えることで、不動産店舗での業務効率化を強力にサポートする。

 価格は5万9800円。同社では、国内に約28万店ある不動産店舗に向け、複合機とセットで年間1000台の販売を目指す。なお、プレ販売キャンペーンとして、発売までの期間中、先着100台限定でOKIデータの対象の複合機を購入した希望の顧客に同ソリューションを無償提供する。