ミラクル・リナックス(伊東達雄社長)は3月7日、オープンソースのクラウド技術である「OpenStack」の導入支援やコンサルティングを手がける日本仮想化技術(VTJ、宮原徹社長兼CEO)と資本提携したと発表した。

 この資本提携は、VTJが行う増資の一部としてミラクル・リナックスが出資するもので、OpenStackを中心としたクラウド基盤の構築・運用に関するソリューションの開発、コンサルティングやサポートサービスの提供力強化を図るための原資となるという。

 VTJは、OpenStackを中心とする仮想化技術に特化した独立系のテクノロジー・カンパニーで、クラウド技術に関する調査研究やOpenStackの導入支援、コンサルティングを手がけ、通信事業者を中心に数多くの実績がある。また、2月には、主にクラウド基盤の構築と技術の検証活動を目的に「OpenStack 共同検証ラボ」の設立を発表している。

 ミラクル・リナックスは、VTJとともに、OpenStackと統合システム監視ソフトMIRACLE ZBXや運用統合ソフトHatoholを連携して、オープンソースを最大限に活用したクラウド基盤の運用監視について、共同検証を実施し、技術文書の共同作成・公開や技術セミナーなど、さまざまな協業を行ってきた。

 今回の資本提携により、OpenStack関連の最新情報の収集や検証体制を強化し、VTJのOpenStack技術とミラクル・リナックスのLinux OS、HatoholやMIRACLE ZBXを組み合わせた先進的なソリューション、コンサルティング、サポートサービスの提供を推進していく。