毎年のバージョンアップで常に市場ニーズに応えてきたSkyのクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」。Ver.11となる今回のバージョンでは、「マイナンバー対応」「標的型攻撃対策」「Windows 10対応」の三つの機能を強化している。

マイナンバー対応

 マイナンバーの運用では、セキュリティ対策の観点から、ネットワークに接続しないスタンドアロンPCを使用するケースも想定される。スタンドアロンPCであれば、情報にアクセスできる担当者は限られる。また、オペレーションミスが情報漏えいの原因となる可能性もある。

 SKYSEA Client Viewは画面操作録画機能のオプションがあり、マイナンバー対応として、スタンドアロンPCにも対応した。また、ネットワーク接続時にも、録画データはマイナンバー用PCとその他で分けて保管できるようになっている。

 もちろん、Ver.11では情報システム部門がリモートでマイナンバー用PCにアクセスすることも想定した機能を追加している。具体的には、マイナンバー関連アプリケーションの画面をマスクするという対応である(図)。リモートでマイナンバーを不用意に見てしまうことを回避する。


 昨年は財務会計システムを中心に市場が動いたが、今年はマイナンバーの運用が始まり、セキュリティ関連が注目される。Skyでは、運用が本格化することで新たな課題がみえてくる可能性があるため、マイナンバー関連に関しては常に機能追加していくことを考えている。

標的型攻撃対策

 標的型攻撃の対策は簡単ではない。なぜなら攻撃者は、さまざまなセキュリティ対策をかいくぐるために徹底的な調査をして、万全の態勢で攻めてくるからだ。

 SKYSEA Client Viewは、標的型攻撃の状況をログで把握し、情報漏えい対策を支援する。ログだけでは標的型攻撃に対応できないが、状況を詳細に把握することで対策を促すという発想だ。また、標的型攻撃対策に有効な、実行可能なアプリケーションをホワイトリストで制限することもできる。

Windows 10対応

 ビジネスシーンでWindowsタブレット端末が普及し始めている。クライアント端末をWindowsで統一できるため、運用しやすいというのが大きな理由である。そこでSKYSEA Client Viewでは、最新OSのWindows 10の各エディションに対応した。(畔上文昭)