京セラドキュメントソリューションズ(九鬼隆社長)は6月20日、プリンタと複合機の今後の市場販売台数の拡大に伴うトナーの大幅な需要増加に対応するため、三重・玉城工場の敷地内に、新たに第7工場を建設することを決定し、地元自治体の玉城町と立地協定締結の調印式を行ったと発表した。

 新工場の第7工場では、プリンタや複合機で使用されるトナーコンテナの生産を行い、トナーコンテナの樹脂成型からトナー充填、梱包までの製品化を一貫して手がけるという。同社は、これまで海外工場で充填作業を行ってきたが、市場の拡大に伴う消耗品の需要拡大に対応するため、国内工場の稼働率を高め、人件費などに依存しない部品から梱包まで全自動の生産体制にすることで、海外生産よりも徹底的なコストダウンを図り、どこよりも安いモノづくりを実現し、競争力のある国内生産を目指す。新工場では、19年以降に同社のカラートナー生産能力を現在の1.5倍以上に拡大する予定。

 また、製品の設計、開発、試作、生産機能を有している玉城工場は、中国やベトナムに保有する同社の海外工場に対して技術指導、技術支援などを行う役目を担うマザー工場として、より生産性の高い工場を目指していく。さらに、地元三重県内の産業活性化や雇用機会の創出による地域社会の発展にも貢献していく考え。