ミラクル・リナックス(伊東達雄社長)は、GMOインターネット(熊谷正寿会長兼社長)が提供するクラウドプラットフォーム「ConoHa」のアプリケーションイメージに、オープンソースの運用統合ソフト「Hatohol」の最新版が採用されたと発表した。

 ConoHaは今年4月に、従来バージョンのHaohol 16.01を採用しており、これまでゲーム開発やアプリ開発を行う企業ユーザーなどにも活用している。ConoHa上で複数のZabbixを利用しているユーザーは、Hatoholの活用により、複数Zabbixを一元的に統合する監視環境を容易に構築でき、運用管理負荷を軽減することができる。また、Hatoholのインターフェイス(HAPI)を使ってプラグインを作成することで、Hadoopなどのほかのアプリケーションの監視も行うことが可能だ。

 今回採用された最新版Hatohol 16.04では、「システムに影響を与える重大な障害イベントを見逃さないこと」を重視して、運用オペレーター向けにイベント画面を設計している。これにより、見やすいユーザーインターフェースで、ConoHa上のアプリケーション監視を容易に実現できるようになった。

 具体的には、イベントごとに「対処中」「対処済」など対処状況をマークすることができるほか、「未対処の重要イベント数」を表示し重要イベントの発生状況を瞬時に把握が可能となった。個々の運用スタイルに合わせた柔軟なフィルタリング(絞り込み)やオペレータ交代時の引き継ぎが行えるようコメントの付与、運用に合わせて深刻度ごとに表示色の変更や表示する項目の選択などカスタマイズができる、としている。

 ミラクル・リナックスでは、今後もHatoholの開発コミュニティを支援し、機能強化を通じて、ConoHaユーザーの利便性向上に協力していく考え。