日本IBM(ポール与那嶺社長)は、企業のハイブリッド・クラウド環境の構築と、クラウド環境のAPIを活用した迅速なアプリ開発を支援する新たなアプライアンス製品として「IBM Bluemix Local System」を11月7日に発売した。

 これは、「IBM PureApplication System」と「IBM Bluemix」を組み合わせたプライベート・クラウド向けアプライアンス製品。企業が運用する既存の業務システムをクラウド環境に実装して稼働させるためのクラウド・イネーブルドの基本設計や設計思想と、クラウド環境でのアプリケーション開発・実行を前提とするクラウド・ネイティブという2つのクラウド・アーキテクチャを、APIテクノロジーによりオンプレミスで統合している。

 従来の技術資産を継承して、高品質でありながら迅速な開発と統一した運用環境を提供するほか、クラウド化にあたり、セキュリティとコンプライアンスに関する重要な要件に対処するために、オンプレミスで保持しなければならない機密データやワークロードを抱える企業の課題を解決できるとしている。

 仮想マシンの構成やOSの導入・設定、ミドルウェアや監視エージェントの構成・稼働・導入、ChefやDockerなどオープンソースの活用に必要な作業をコード化したパターン・デプロイメント技術と、ワークロードとライフサイクル管理機能を採用。さらに、オープン・テクノロジーであるCloud Foundryを基盤として採用するPaaS「Bluemix」の140を超えるサービスやAPIの一部を提供する。企業はこれらを組み合わせることでプログラミング工数を大幅に削減し、短期間で高機能なアプリケーションの開発と稼働を実現できるとしている。