日立システムズ(北野昌宏社長)は1月27日、英シュアバイン(Stuart Murdoch CEO)との協業により、異なる企業・組織間でサイバー攻撃などの対処情報をインターネット上でリアルタイムに共有するサービスを3月末までに発売すると発表した。

 英国で多くの実績をもつシュアバインのサイバーセキュリティ情報共有基盤「Threatvine(スレットバイン)」を利用したサービスで、日本では日立システムズが初めて提供することになる。スレットバインは、情報を暗号化し保護する機能に加え、アクセス権の管理機能があるなど、機微な情報の取り扱いに対応している。また、匿名投稿機能による参加組織間での情報共有の活性化、参加に対する心理障壁の排除など、サイバーセキュリティの情報共有に特化した機能を備えている。

 日立システムズでは、スレットバインに加え従来から提供しているセキュリティぜい弱性などのインテリジェンス情報をあわせた新サービスを提供する。サービスの導入によって、コミュニティ参加組織が受けたサイバー攻撃の内容や対応策などを匿名化の有無を指定して、コミュニティ内で共有することができる。また、サイバー攻撃の動向をいち早く把握し、コミュニティ参加組織内の他社事例を基にセキュリティ対策を迅速に実行することが可能となる。