データ・アプリケーション(武田好修社長)は2月1日、データ連携・移行時のデータ加工・変換をノンプログラミングで行うことができるデータハンドリングプラットフォーム「RACCOON」の最新版である「RACCOON 1.6」を発売した。EAI/BPM/ETL/BIシステムを構築するユーザー企業やSIerなどを対象に、1年間で100ライセンスの導入を目指す。

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山根 友
グループマネージャー

 RACCOONは、同社が1998年から販売してきたEDIトランスレータ「AnyTran」の後継といえる製品。ユーザーの社内にあるさまざまなデータソースを組み合わせ、分析に必要なデータを生成するとともに、データ加工やフォーマット・文字コード変換を、GUIを使ってノンプログラミングで行うことができる。2014年3月に発売以来、順調にユーザー数を伸ばしているという。

 最新版のRACCOON 1.6に追加した新機能の目玉は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のビッグデータ向けクラウドデータウェアハウス「Amazon Redshift」に対応したことだ。Redshiftとの連携に必要なプログラム開発工数とコストを削減可能で、企業内のビッグデータ活用に貢献するという。山根友・開発支援ソリューション本部RACCOONグループグループマネージャーは、「ユーザーからの要望でクラウドサービスのためのアダプタは随時拡充してきたが、ビッグデータ分析・活用のニーズが高まるにつれ、Redshiftと簡単につなげるようにしてほしいという声が大きくなった」と説明する。また、最新版では検索と置換の高度化も実現した。編集中の変換定義ファイルはもちろんのこと、ワークスペース内のすべてのフォーマット変換定義を対象に、設定の検索と置換が一括で実行できる機能を備えた。さらに、これまではフォーマット変換定義の編集はGUIでのみ行うことができたが、更新操作を記述したXMLファイルを使って、コマンド実行で編集することができるようになった。これにより、複数のフォーマット変換定義で同じ編集をする場合に、一括での編集が可能になり、開発作業の工数を削減する。

 販売価格は、Standard Editionが300万円、Developer Editionが200万円だが、3月末までのキャンペーン価格で、Standard Editionを200万円で販売する。月額料金で利用できるプランもあり、最低3か月からの契約で、Standard Editionは月額12万5000円。いずれも税別。(本多和幸)