新バージョン「Forguncy 3」をリリース

 グレープシティ(馬場直行社長)は、ノンプログラミングの業務システム開発ソリューション「Forguncy3」を5月29日に発売する。

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大島治彦・プロダクトマネージャ(左)、八巻雄哉・プロダクトマネージャ

 今回のバージョン3は、データベース関連の機能を強化し、本格的な業務システムとして運用できるようになったのが最大のポイントである。「当初はExcelファイルの運用で課題を抱えている業務部門での利用を想定していたが、意外にも情報システム部門がForguncyを使ってシステムを構築するというケースが多かった。そこで、より本格的なシステム開発ができるように、データベースとの連携機能やアクセス制御機能などを強化した」と、大島治彦・第3ツール開発事業部プロダクトマネージャは新バージョンの機能強化に関する背景を説明する。データベースを備え、アクセス制御やワークフロー機能を強化したことで、さまざまな業務シナリオの要件に応えられるようになった。外部のデータベースとの連携が可能なほか、API関連の機能も強化した。
 
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Excelと同等の操作で業務システムが構築できる

 本格的な業務システムへと適用範囲が広がったことから、グレープシティではユーザー企業だけでなく、SIerなどでの採用も視野に入れている。「Forguncyで開発したシステムは、開発企業がパッケージシステムとして販売できる」と、八巻雄哉・第3ツール開発事業部プロダクトマネージャは、開発者支援のプログラムについて説明する。旧バージョンでは、構築したシステムの実行に開発環境の「Forguncy Builder」が必須だった。最新バージョンでは開発環境がなくても、システムを実行できる。

 Forguncyの特徴であるExcelファイルを活用したシステム構築の機能も強化。Excelファイルから日付や数字などのフィールド属性を自動的に検出するほか、関数も移行されるため、集計などの設定をやり直す必要がない。また、Excelが対応していない、行や列の分割機能を搭載したことで、レイアウトの設定や修正がしやすくなった。

 Excel感覚でシステムを構築できるのが、Forguncyの当初からのコンセプト。本格的な業務システムの構築が可能になったことで、第一段階でSIerやシステム部門が業務システムを構築し、それ以降の改修などをユーザーに任せるといった運用も考えられる。(畔上文昭)