日系企業のクラウド構築を支援

 TIS(桑野徹社長)とクララオンライン(家本賢太郎社長)は5月29日、中国でのAmazon Web Services(AWS)ビジネスで協業すると発表した。両社のサービスを組み合わせることで、日本企業の中国におけるAWSを活用したクラウド基盤の構築を支援する。

 TISは、「AWSプレミアコンサルティングパートナー」として、日本国内で大規模システムのAWS移行支援や運用サービスを展開している。ただし、中国でのAWS提供体制や現地の法制度などを考慮した導入ノウハウに課題があった。一方のクララオンラインは、日本企業の中国進出コンサルティングや、現地でのITインフラ導入・運用を得意としているが、大規模システムの構築・運用ノウハウの点で課題があった。

 そこで両社は、補完関係を構築すべく協業に至った。TISは、大規模システムの構築・運用ノウハウを生かし、AWSのシステム構築や運用サービスを日本から提供。クララオンラインは、中国進出時のライセンス取得支援を含むコンサルティングサービスや、現地でのAWSをはじめとしたITインフラ導入・運用サービスを提供する。これによって、日本で一括した導入と運用の相談ができる体制を提供し、中国ビジネスにAWSを活用したい日系企業のクラウド基盤構築をワンストップで支援する。

 今後、両社では中国におけるAWSビジネスに加えて、ITインフラ領域の他サービスの取り扱いを含めた協業も検討していくという。(真鍋 武)