中国ハードウェア大手の中科曙光(Sugon)は7月21日、山東省青島市にグローバル研究開発本部を設けると発表した。これに伴い、青島に100%出資子会社の中科曙光国際を設立する。資本金は14億元となる。

 中科曙光は、中国科学院計算技術研究所系のハードウェアベンダー。2016年度(16年12月期)の売上高は前年比19%増の43億6014万元で、その過半を政府・公共向けビジネスで捻出している。スーパーコンピュータを得意領域としており、17年6月に発表されたスーパーコンピュータの世界ランキング「TOP500」では、約50システムをランクインさせている。

 今回の研究開発本部の設立は、中国政府の「一帯一路(新シルクロード経済圏構想)」に則ったもの。中国国内の技術・リソースを結集し、グローバル向けの製品・ソリューションの研究開発やビジネス運営、エコシステム構築、人材育成を推進していく。ハイエンドサーバーの生産も計画している。(真鍋 武)