理経(猪坂哲社長)は11月22日、新型Jアラート受信機用「新型 総合型自動起動装置」の製造を開始したと発表した。2018年4月10日に発売する予定。

 新型 総合型自動起動装置は、Jアラート新型受信機と複数の情報伝達手段の連携を可能にする装置。Jアラートから配信される国民保護情報(即時音声合成方式、事前音声書き換え方式を含む)、緊急地震速報、気象情報の自動連携に対応する。

 既存の他社製自動起動装置との併用運用が可能な出力インターフェースに対応しており、1台の新型Jアラート受信機の外部インターフェース出力に、追加して新型 総合型自動起動装置の接続が可能となった。また、各社製の防災行政無線卓との接続も可能で、同報系防災行政無線自動起動装置、ケーブルテレビへのテロップ割り込みデータ放送、コミュニティFMへの割り込み放送、デジタルサイネージ、緊急速報メール、多言語メール、登録制メール、SNS(Twitter、Facebook)、ホームページ、IP告知放送など多様な伝達手段への連携に対応する。高速・高性能のPCサーバーにより、接続先の仕様に応じて、追加機能などにも柔軟に対応できる。

 価格は、基本構成のMRJA-2000-hjB(防災行政無線自動起動機能)が199万8000円から、年間保守が21万6000円。今後、Jアラート新型受信機「MRJA-2000」や既存の自動起動装置「JAK-1500」の販売実績を生かし、全国のJアラート受信団体向けに販売していく考え。初年度で10台2000万円、次年度には20台4000万円の販売を見込んでいる。

 なお、同社既存のJアラート用自動起動装置「JAK-1500」については今回の新型 総合型自動起動装置の製造開始とともに、販売を終了する。また、保守サポートについても20年3月末をめどに終了する。