アイティフォー(東川清社長)は12月20日、沖縄の損害保険会社である大同火災海上保険(上間優社長)からSMS送信サービス「e-SMS」を受注し、11月1日に本格稼働したと発表した。

 e-SMSは、メールアドレスがわからなくても携帯電話番号がわかればメッセージを送信できるシステム。大同火災海上保険では、交通事故や物損事故などにあった契約者や被害者、さらには被保険者、代理店、工場、医療機関などに対する連絡手段として電話を利用してきたが、近年の共働き家庭の増加などにより電話がなかなかつながらず、本人にコンタクトできるまでに多くの時間を要することが課題となっていた。今回、こうした課題を解決する手段としてe-SMSの採用を決定した。

 e-SMSを利用することで、社内ネットワークに接続されたPCブラウザから、同社7拠点100人超の社員が、送信ニーズに応じて操作者のスキルに依存することなく簡単な操作でSMS送信を行うことが可能となった。一般的なSMS送信サービスは、「顧客データを携帯キャリアへ渡してSMS送信を実行」するが、e-SMSは「自社内に構築したSMSサーバーとSMSゲートウェイを利用してSMSを送信する仕組み」となっているため、顧客データが外部に出ることがなく、セキュアな環境で送信することができる。

 同社の損害サービス業務では、顧客と代理店からの事故報告の受付業務がサービスの始点となる。e-SMSの導入後は、代理店への事故受付の報告、事故にあった顧客(契約者・相手方)のうち、電話で連絡がとれなかった顧客への伝言を行うことで連絡効率が向上した。また、SMSを活用することにより確実な情報伝達を実現、再連絡に要する時間を削減でき、7拠点約100人で月間132時間相当の業務削減効果を見込んでいる。