アイティフォー(東川清社長)は10月25日、西日本でNo.1の店舗数をもつホームセンターのジュンテンドー(飯塚正社長)から、店舗BGM&CM配信サービス「アローサウンズ」を受注したと発表した。全132店舗で2018年3月から稼働する予定。

 ジュンテンドーでは従来、他社のBGMサービスを利用していたが、同サービスの終了に伴い3社でのコンペを実施、アローサウンズを選択した。決め手となってのは、「プログラム設定の操作性に優れ作業時間を従来の50%に削減できること」「ネットワーク型で設置が容易なこと」「店内CM放送の製作をワンストップで依頼できること」の3点を挙げている。

 アローサウンズは、店舗BGMの配信を本部主導で行うことができるシステム。BGMやCM放送を各店舗へ配信するためには、本部側でプログラム設定を行う作業が発生するが、従来のサービスに比べ、直感的なインターフェースで操作が容易なことから、プログラム設定に要する作業時間を従来の50%に削減することができる。本部からの容易なプログラム設定で、店舗ごと、店舗グループごとに内容を変えての配信も可能となる。

 また、アローサウンズはコスト増の要因となる電柱型や衛星型ではなく、POSなどで使用中の既存ネットワークを流用する「ネットワーク型」のため、引き込み配線やパラボラアンテナの設置などが不要で導入が容易という特徴がある。設置はPOS用のLANポートへLANケーブルを差し込み、スピーカーに接続するだけ。小売店にとって重要なインフラであるPOSのネットワークに音楽データを流すにはネットワークに関するノウハウが必要だが、アイティフォーは1975年に日本初のオンラインPOSシステムを開発後、40年以上にわたって蓄積したPOSのネットワーク技術・ノウハウによりトラブルのないネットワーク運用をサポートする。

 さらに、アイティフォーでは、店内CM放送の制作もワンストップで行っている。企画・立案からナレーター手配、録音・編集、配信までを提供。販促効果の高い店内CM放送を最適な時間帯に流すことが可能。また、約60種類にわたる店内CM放送の音源も用意しており、より手軽に店内CM放送による販促を実現できる。ジュンテンドーでは、従来、店舗BGMの配信会社とは別の会社へ店内CM放送の製作を依頼していたが、アローサウンズの導入により、製作から配信までがワンストップで行えるため、業者対応の時間を削減することができる。当初は、いきいきポイントカードの「プラスポイント対象商品の案内」など3本の店内CM放送を製作、配信を開始する予定。