ジュニパーネットワークス(古屋知弘社長)は、カーボン・ブラック・ジャパン(カーボン・ブラック、西村雅博カントリーマネージャー)のエンドポイントセキュリティ製品と連携させたソリューションの提供を開始すると発表した。これより、ネットワークとエンドポイントで連携し、未知の脅威の検知・隔離などが可能になる。

ジュニパーネットワークス
古屋知弘 社長
 具体的には、ジュニパーネットワークスが提供するSDNを活用したセキュリティソリューション「SDSN(Software-Defined Secure Network)」と、カーボン・ブラックのエンドポイントセキュリティ製品「Cb Response」を連携させる。SDSNでは、マルウェアの検出やポリシーの適用、感染端末の隔離などを行う。このうち、脅威を検出する役割を担うクラウド型マルウェア対策サービス「Sky Advanced Thread Prevention(Sky ATP)」とアプライアンス製品「Juniper Advanced Thread Prevention Appliance(JATP Appliance)」が、Cb Responseと連携するかたちとなる。

 カーボン・ブラックが提供するCb Responseは、エンドポイント上でファイルやプロセス、レジストリなどの動きを可視化し、感染した端末の隔離・修復などを行うことができるEDRソリューション。両社の製品の連携で、ネットワーク(Sky ATP/JATP Appliance)あるいはエンドポイント(Cb Response)で検知した脅威情報を双方で共有し、感染端末を隔離するといった対処を行うことが可能になる。

 
カーボン・ブラック・ジャパン
西村雅博
カントリーマネージャー
 連携ソリューションは、両社共通のパートナーを通じて提供していく方針。カーボン・ブラックの西村カントリーマネージャーは、「当社はオープンAPI戦略に基づき、80社強の企業とテクノロジーパートナーシップを結んでいるが、なかでも今回のジュニパーネットワークスとの連携は、非常に重要なものと考えている」と期待する。

 また、ジュニパーネットワークスの古屋社長は、「実際に今、共同での検証・デモ環境の構築を進めている」といい、今後は「(カーボン・ブラックと)共同での勉強会やセミナーの開催なども行う予定。市場での認知度を上げていきたい」と語った。(前田幸慧)