セイコーエプソン(エプソン、碓井稔社長)は7月26日、大容量インクタンク搭載インクジェットプリンターの世界累積販売台数が3000万台を達成したと発表した。

 エプソンは、2010年10月にインドネシアで大容量インクタンク搭載インクジェットプリンターを発売したのを皮切りに、17年度までに販売エリアを約150の国と地域へ拡大してきた。新興国を中心に市場を開拓してきたことで、インクジェットプリンターの市場全体に占める大容量インクタンク方式の割合も年々上昇しているという。

 この結果、同社は発売以来、市場での高いブランド認知度と豊富なラインアップによって、大容量インクタンク方式の製品で販売台数シェアNo.1(10-17年実績 大容量インクタンク方式グローバル販売台数。IDC調べ)を維持し続けている。

 今年度は、従来のインクカートリッジモデルから大容量インクタンクモデルへの転換をさらに加速し、インクジェットプリンターの主流にすることを目指す。新興国・先進国の両エリアで、大幅な低プリントコストに加え、使い勝手を向上した製品を投入してラインアップを強化し、レーザープリンターからの置き換えも促進していく方針。

 こうした取り組みにより、今年度の大容量インクタンクモデルの販売台数は、前年度から20%増の950万台を計画している。これは、同社のインクジェットプリンター販売総数の約55%を占める台数となる見込み。