アット東京(中村晃社長)は、新サービスとして「AT TOKYO BusinessPortal(アット東京ビジネスポータル)」を発表した。8月1日に提供を開始する。

 AT TOKYO BusinessPortalは、アット東京のデータセンター(DC)を利用する顧客向けのマッチングサービス。同サービスを介してアット東京の顧客同士が情報交換などを行うことで、デジタルビジネスの“共創”を生み出すことを目的としている。

 登録したユーザーは、ポータルサイトに自社の事業やサービス情報を掲載し、他のユーザーに対して紹介することが可能。「ビジネス検索」「サービス検索」といった機能を利用して検索し、気になる企業に対しては問い合わせができる。「チャット」や「掲示板」などのコミュニケーション機能では、ユーザー同士で情報交換も行うことが可能。また、ポータルを通じて、DC内の事業者と効率的に相互接続が可能なサービス「ATBeX」の申請・照会もできる。

 アット東京は近年、顧客のビジネス創出を支援するDCとして付加価値向上に注力している。今回発表したサービスは、その実現に向けた施策の一つだ。同社では、サービスの利用やマッチングの成立によって基本的にマネタイズはしない考えで、同社DCの認知拡大やDCのエコシステムを拡大していくきっかけとして位置づけている。「ビジネスにおいて“共創”がキーワードとなっているが、当社DCの屋根の下に顧客がおり、ユーザーはそれを積極的に活用しない手はないだろう。当社としては単にDCという言葉ではなく、“デジタルビジネスプラットフォーム”としてDCの価値を高めていきたい」と、庄子進一・プロフェッショナルサポート部担当部長は今後の方向性を語った。(前田幸慧)