日立システムズ(北野昌宏社長)は8月7日、8日の2日間、今年で5回目となるハッカソンイベント「R-Stack Hack Day 2018」を開催した。今年は「ワークハック×五感」をテーマに開催し、社内外から計40人が参加した。

 R-Stack Hack Day 2018は、日立の考える「サステナビリティ」の実現、また、日立システムズが真に豊かな社会の実現に貢献するために、目の前の利益に縛られず、社会課題に真摯に向き合う機会をつくり、異なる価値の融合による新たな価値を創造する触媒となること、さらに、社外のさまざまな価値観をもつ人との切磋琢磨を通して価値創造人材を育成することを目的に開催した。

 日立システムズでは、事業ブランド「Human*IT」の下、多彩な人材と先進の情報技術を組み合わせた独自サービスによって、新たな価値を創造していくことに取り組んでいる。これを促進するための施策の一つとして、ハッカソンイベントを開催しているという。今年は、「ワークハック×五感」をテーマに、8月7日から8日にかけて、各チームごとにアイデアの議論、方向性の決定、プログラム開発と最終プレゼンテーションを行った。

 今回のハッカソンでは、AIアシスタントと画面描写ソフトウェアを連携させて、顔の表情から目に見えないストレスをオブジェクトとして具現化し、そのオブジェクトを壊したりすることでストレスを解消するシステムや、スマートLED照明を利用し、顔の傾きに応じて疲労度を可視化するシステム、スマートウォッチを利用して心拍数などから飲酒の程度を把握し、飲み過ぎを防止するアプリケーションなど奇抜なアイデアも発表された。

 それらの発表内容を「驚き(ユニーク)」「感動(実用性)」「技術(技術的完成度)」の観点で審査を行い、最終的に世界中を五感で楽しみながら仮想的な旅行を楽しむ「仮想旅行」のアイデアが優勝となった。「仮想旅行」は、バーチャルリアリティ(VR)ヘッドマウントディスプレイを使用し、旅行したい地域の映像を映し出すだけでなく、その旅行先に応じた香りや風、ミストなどを用いて臨場感を演出することで、世界中の旅行を擬似的に体験できるというものだった。