ヴィーナステックジャパン(沈楊代表取締役CEO)は10月、UTM(統合脅威管理)の新製品「Venusense UTM-50E」の販売を開始した。

ヴィーナステックジャパン
浦田純一
代表取締役COO
 同社は、中国・北京に本社を置くセキュリティーメーカーの啓明星辰信息技術集団(ヴィーナステック・グループ)と、情報通信機器販売などを手掛けるレカム(伊藤秀博社長)の合弁会社で、2015年5月に設立。ヴィーナステックは、UTMやIPS/IDSをはじめとするネットワークセキュリティー対策製品・サービスなどを提供し、主に中国大手通信企業や金融機関などで利用されている。

 Venusense UTM-50Eは、従来提供してきた「UTM-70E」の機能を絞り込み、より小規模の事業者向けに開発した製品。ヴィーナステックジャパンの浦田純一代表取締役COOは、「UTM-70Eの接続クライアント数が80台を推奨とする一方、UTM-50Eでは20台を推奨している」と説明。「高いスループット性能」や「遠隔リモート保守」「価格の安さ」が強みだという。販売に当たっては、1カ月のトライアルやレポート提供なども行う。

 UTM-50Eの販売目標は、2022年までに5万台。また、メールセキュリティー製品「Venusense MSG50」を同時に発売しており、2万台の販売を目標としている。

 なお、親会社のレカムでは、中小企業向けにビジネスフォンや複合機をはじめとした情報通信機器の販売・保守を行う情報通信事業とBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業、海外法人事業を展開している。現在、海外ビジネスに力を入れており、中国、東南アジアを中心に事業を展開し、10月にはインドに進出した。現地の日系企業をターゲットとしたLED照明や情報通信機器の販売に注力する。(前田幸慧)